ワッペンのアイロン接着の剥がし方を知らなくて、「貼る場所を間違えた」「ずれてしまった」という場面で困ったことはありませんか?

特に、子どもの体操服やお気に入りの服で失敗するのは避けたいでしょう。無理に剥がして糊のベタベタが残るのは最悪ですよね。

今回は、ワッペンのアイロン接着の剥がし方や糊を残さずに処理するコツについて、紹介していきます。また、糊残りがあったときに使える道具や方法もあるので、なるべく生地を傷めない方法で除去していきましょう。

ワッペンのアイロン接着の剥がし方で大事な基本

ワッペンをアイロン接着した場合の剥がし方には、コツがあります

正しいやり方を理解しておけば、生地を傷めずに安心して作業ができます。必要なものを事前に準備し、手順を確認しながらゆっくりと剥がしていきましょう。

ワッペンを剥がす前にする必要な準備

アイロン接着したワッペンを剥がす時には、4つの道具を用意します。

アイロン
アイロン台
あて布
必要な方はピンセット

アイロンをコンセントにさし、温度を調節すれば作業を開始できますよ。

アイロンの温度管理と手順を知ろう

アイロンを使ってワッペンを剥がす際には、布が焦げないように押し当てる時間を調整するのがポイントです。また、作業の始めに洗濯表示タグでアイロンが使用可能かという点も確認します。

衣類の洗濯表示にもアイロンと同じく「低・中・高」の表示がありましたが、2016年12月から国際規格の洗濯表示に切り替わったため、「・」の数で表されるようになりました。

「低」は1つ(・)、「中」は2つ(・・)、「高」は3つ(・・・)となっています。

使えないものにアイロンを使うと、生地を傷めることになりかねません。

アイロンの温度を中~高温にする
ワッペンの上にあて布を置く
あて布の上からアイロンを軽くあてる
十分に熱せられたのを確認し、冷めないうちにワッペンをゆっくり剥がす

アイロンをあてる際に強くこすると、糊がついて剥がれにくくなる可能性があります。スチーム機能がある場合には使用しても問題ありませんが、ワッペンが熱くなるためピンセットを使うと安心です。

ご自宅にアイロンがない場合や手軽に取りたいという方は、ワッペンにドライヤーを10~20秒あてることで取れやすくなり、アイロン台を出す手間もなく時短になりますよ。

参考:ハイアール日本地域「「アイロン表示」の読み方とは?アイロンマークの記号が読めるとアイロンがけが上手に!」

糊をキレイに取り除く|ワッペンのアイロン接着の剥がし方のコツ

ワッペンのアイロンでの剥がし方で、糊がまだ残っている場合には、ご家庭にあるものなどを使って除去できる方法があります

お気に入りの服や学校で使う体操服などをキレイに保つために、覚えておくといいでしょう。

糊取りに必要な道具とは?

ワッペンをアイロンで剥がした後も、糊が残っているときには家にあるものや、薬局などで手に入る道具でも取れます

無色で無香料のハンドクリーム
消毒用エタノール
布のガムテープ
専用のシール剥がし剤

多少の糊の残りでベタベタする場合には、不要なあて布を取り換えながら何度もアイロンをあてると糊を除去できますよ。スチーム機能を使用すると、とれやすくなる可能性もあるので試してみましょう。

家庭でできる簡単な方法

簡単に糊を取る方法では無色で無香料のハンドクリームや、消毒用エタノールを使います。無香料で無着色のハンドクリームを、残っている糊の部分に塗ると取れる可能性がありますよ。

頑固な糊の場合には消毒用エタノールを薬局などで入手し、綿棒等に少量含ませ、糊の部分を軽くこすると取れる可能性があります。強くこすると糊が広がる可能性があるほか、生地を傷めてしまう可能性があるので注意してください。

糊が残ったときの対処法

アイロンスチームやハンドクリームなどを試しても取れない場合には、布のガムテープを使うといいですよ。

糊が残っている部分を少量の水で濡らす
濡らした部分に布のガムテープを貼る
ガムテープを少し押さえてから剥がす

紙のガムテープは破れる可能性があるため使用しません。布ガムテープを使っても剥がれない場合や、時間をかけずに糊を取りたい場合には専用のシール剥がし剤を使うと簡単です。

いろいろ試しても取り切れない糊がある場合には、他のワッペンを上から貼り付けることを検討してみましょう。

素材別に極める!ワッペンのアイロン接着の剥がし方の注意点

ワッペンのアイロンでの剥がし方は、生地によっては注意が必要です。

熱に弱い生地や加工があるものは、アイロンの温度や押し当て時間の調整をすると失敗が少なく作業を進められますよ。

ナイロンやポリエステルの注意点

ナイロンやポリエステルは熱に弱いため、高温で作業すると生地が溶け変形する可能性があるため避けましょう。特に薄手のナイロンや撥水加工などがされているものは、熱で生地の表面にテカリが出ることがあります。

温度設定は低温から始め、あて布を使いながら慎重に進めましょう。心配な方は目立たない場所や、同じ素材で試した後に作業すると失敗も少ないです。

綿素材から剥がすポイント

不要なあて布を取り替えつつ、熱で糊を溶かしながら取り除くことでキレイに除去できるでしょう。

その一方で、1回に長時間アイロンをあてると生地が高温になり、傷む可能性があるので、10~20秒程度を目安にします。ナイロンやポリエステルと比べて、熱や薬剤に強いので処理しやすいですが、目立たない場所で試すと安心です。

まとめ|ワッペンのアイロン接着は剥がし方のコツを押さえて失敗知らず

ワッペンのアイロン接着の剥がし方は、ゆっくり剥がすことでキレイにできるでしょう。また、アイロンやアイロン台、あて布、ピンセットを事前に準備をしておくことでスムーズに作業を進められます。

糊が残った場合には、無色で無香料のハンドクリームや消毒用エタノール、布ガムテープや専用のシール剥がし剤を使うと残ったノリの除去が可能です。

どうしても糊が残る場合は、上からワッペンを貼ることも検討しましょう。ワッペンのアイロン接着の剥がし方をマスターして、服をキレイに保ちましょう。