古着は汚い?気になる衛生面や気持ちよく着るための工夫を徹底解説!
フリマアプリやリユースショップの増加に伴い、手軽に手に入るようになった古着。ですが、どこか「やっぱり“汚い”」と感じる人も多いのではないでしょうか。古着といえば特有のニオイや前の持ち主が分からない不安感など、新品にはない抵抗やマイナスのイメージがつきものです。
今回は、売っている古着なのに「汚い」と感じてしまう理由や実際の安全性、購入後のケア方法なども合わせて詳しく解説します。
きちんと知れば、「古着に興味はあるけれど、一歩が踏み出せない」そんな方も安心して古着を楽しめるようになりますよ。
目次
売っている古着を「汚い」と感じてしまう理由とは?

古着を手に取ったとき、多くの人が感じる新品にはない独特の雰囲気。その背景には、衛生面だけでなく服の状態や心理的な要素が大きく関係しています。
売っている古着を「汚い」と感じてしまう理由を知り、本当に着たいと思う服と出会えるキッカケにしてみましょう。
独特のニオイや色褪せ
古着に特有の「独特なニオイ」は、多くの人が抵抗を覚えるポイントです。
前の持ち主の汗や皮脂である場合もありますが、古着店で販売されている衣類の独特なニオイの原因は、防虫剤やクリーニングの石油系溶剤の臭いの場合がほとんど。それに古着屋で焚くお香の臭いが混ざりあっているケースもあります。
また、Tシャツなどに良く見られる色褪せは、古さや使用感を感じやすく「本当に清潔なのだろうか」と思う原因に。匂いや見た目が直接「汚い」という印象につながります。
前の持ち主や保存状態が分からない不安
古着は一度、誰かが袖を通したものなので、その点に不安を抱く人も多いでしょう。どんな環境で保管されていたのか、清潔に扱われていたのかが分からないため、衛生的に心配だと感じるのは当然です。
特に、シャツやズボンなどは肌に直接触れるため、汗や皮脂が染み込んで「汚い」と感じてしまうでしょう。
中古品への心理的抵抗感
「新品はきれい、中古は汚い」という日本ならではの固定観念も強く影響します。
消費者庁がおこなった調査では、半数以上の人が古着に対して「やや抵抗感がある」「強い抵抗感がある」と感じていました。特に、年齢層の高い女性でその傾向が強く見られます。
日本では長い間「モノは新品の方が価値がある」という文化が根強くあったため、心理的な抵抗感が「汚い」という印象を強めているのです。
【参考文献】「サステナブルファッション」に関する 消費者意識調査
本当に古着は汚い?実際の衛生面と安全性

古着は「汚い」というイメージがありますが、実際の衛生面は店舗の管理によって大きく変わります。ここでは、古着がどのように管理されているか、そして安心して選ぶためのポイントを解説します。
店舗での仕入れやクリーニング工程
大手のリサイクル店では、買取時に極端に汚れた商品を除いて仕入れをしています。
また、海外から輸入される古着も、仕入れた後に工場や店舗で検品・洗浄を経てから店頭に並ぶのが一般的です。そのため「誰かが着たままの状態で売られている」わけではありません。
ただし、一部の店舗では洗浄されずに店頭に並んでいるケースもあるため注意が必要です。
新品より安全な場合もある
意外に思われるかもしれませんが、きちんと管理された古着は新品より安全なケースもあります。
新品の衣類には製造過程で使われる化学染料や仕上げ剤が残っており、肌が敏感な人はかぶれやアレルギーを起こす場合も。
その点、古着はすでに洗濯や使用を経ているため、余分な薬剤が落ちていて安心して着用できるのです。
安心して買える古着の見分け方
とはいえ、古着の中には状態に差があります。安心して着られる古着を選ぶためには、以下のポイントを確認しましょう。
1.ニオイをチェック:強いカビ臭やタバコ臭が残っているものは避ける
2.タグや縫製を確認:ブランドタグや洗濯タグが残っているものは丁寧に管理されている
3.信頼できる店舗で購入:クリーニング体制を公開しているショップは安心
こうしたポイントを押さえると「汚い」と感じず、安心して古着を購入できます。
古着を「汚い」と感じないための工夫|購入後のケアとリメイク

古着は購入したあとのちょっとしたケアで、気持ちよく着用できるようになります。購入後には基本的なケアやリメイクなどの工夫を取り入れて、古着を安心して着こなしてみましょう。
購入後の基本ケア
古着を購入したら、まずは自宅での洗濯をおこないましょう。コットンやポリエステル素材なら洗濯機で十分ですが、デリケート素材はドライクリーニングに出すと安心です。
また、太陽光に当ててしっかりと干せば、除菌や脱臭効果も期待できます。さらに、消臭スプレーやアイロンのスチームを活用するのも効果的です。
リメイクで自分だけの一着に変わる
古着の魅力は「そのまま着る」だけではありません。たとえば、裾をカットしたり、ワッペンをつけたり、染め直したりと、自分好みにリメイクするのも楽しみ方のひとつです。
自らのアイディアで手を加えれば、着用感や色あせは古着特有の「個性」になり、「汚い」ではなく「味がある」というポジティブな印象に変わり、自分だけの全く新しい一着に生まれ変わります。
まとめ|「古着=汚い」ではない!「歴史」や「個性」を楽しもう!
古着を「汚い」と感じる理由には、ニオイやシミ、前の持ち主が分からない不安やそして中古品への固定観念があります。
しかし実際には、大型のリサイクルショップなどで販売される古着は、しっかりと選別されており新品より安心して着用できるケースも。購入後も自分なりのケアやリメイクで、ポジティブな印象に変えられます。
古着の魅力は「他にはない一点もの」に出会える点、その服に刻まれた歴史や個性を自分らしく楽しめる点にあります。「古着=汚い」というイメージに縛られるのではなく、新しいスタイルに挑戦するきっかけとして、前向きに取り入れてみてはいかがでしょうか。