タイのヴィンテージものの古着は売れる?仕入れ先や代行業者の利用方法

ヴィンテージの古着は、SDGsに興味を持つ方や他の人と被らないファッションを楽しみたい方に人気があるのをご存じでしょうか。ヴィンテージのアイテムは、希少性の高さから1点売り上げるだけでも利益につながります。
タイにはヴィンテージの古着を安く手に入れられる市場があり、安く仕入れて高く売りたい方にオススメです。この記事では、タイのヴィンテージものの古着の魅力や仕入れ場所・仕入れ方法についてご紹介します。
古着ビジネスの競合と差をつけたい方は、ヴィンテージアイテムを売ってみましょう!
目次
タイで仕入れをする前に…ヴィンテージの古着の魅力を知ろう

タイは安い古着が手に入る仕入れ先ですが、闇雲に仕入れても収益につながらないかもしれません。タイの仕入れでオススメなのが、個性的なヴィンテージものの古着で、収益化しやすいです。ヴィンテージアイテムの魅力や世間のニーズを知っておきましょう。
20年以上前の古着がヴィンテージ品
古着のヴィンテージ品とは20年以上前のアイテムのことを言い、70〜80年代以前のものを指します。ヴィンテージ品は、現代のファストファッションに比べて質の高いアイテムが多いです。
裁縫が丁寧であったり、素材が良かったりと、長く着られる特徴があります。長い年月が経っているからこその風合いを楽しめる点も魅力でしょう。
1点ものに惹かれる人が多い
ヴィンテージの古着は、同じデザインのものはほとんどありません。他人とは被らないファッションを楽しみたい方や独自のデザインのアイテムを身につけたい方に人気があります。
また、その時代にしかない製法が用いられている場合があり、古着が好きな方にはたまらないアイテムでしょう。
Z世代に人気がある
ヴィンテージの古着はZ世代の若者に人気があります。タイでヴィンテージの古着を仕入れたい場合は、個性的なファッションをしたい10〜20代をターゲットにすると良いでしょう。また、SDGsに興味がある人も増えているため、持続可能なファッションとして売る方法もあります。
タイでヴィンテージの古着を仕入れるなら行きたい市場3選

国内のリサイクルショップでは、ヴィンテージ古着はすでに高い値段がついてしまっているため、仕入れには不向きです。ヴィンテージの古着を安く仕入れるなら、タイの市場に行くのがオススメですよ。
安く仕入れをしたいなら「パタヴィコーン市場」
タイでヴィンテージの古着を安く仕入れたい場合は、バンコクの北にあるパタヴィコーン市場がオススメです。何十年も前からある市場で、古着を安く手に入れられます。特に、市場の奥は安い商品が山積みになっています。
できるだけ効率よく仕入れができるよう、よく売れるブランドやジャンルをリサーチしておきましょう。
幅広いジャンルの仕入れは「チャトチャック市場」
バンコクにあるチャトチャック市場は、1万5000軒以上のショップがあります。タイの地下鉄の駅から徒歩5〜10分ほどなので、初めて現地で買い付ける方でも行きやすいでしょう。
チャトチャック市場には、さまざまなジャンルのヴィンテージ品があります。なかにはミリタリー品もあり、長持ちする服を探している方にオススメです。
チャトチャック市場は、毎週土・日のみ9:00〜18:00で営業しています。週末しか開いていないので、訪れる日を決めておきましょう。
大量の古着から選ぶなら「ロンクルア市場」
巨大な市場で大量の古着から選びたい場合は、ロンクルア市場に行ってみましょう。市場の外れのほうへ行くと、大量の古着があり、ヴィンテージもののお宝を探せる可能性が高まりますよ。
高値で売れるヴィンテージアイテムを探したい方は、バイクを借りて市場の外れまで行ってみましょう。バンコクからロンクルアまでは、バスで4時間ほどかかるため、滞在場所や日数には注意が必要です。
参考:amazing THAILAND「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」
仕入れ代行でタイのヴィンテージの古着を手に入れるコツと注意点

タイでヴィンテージの古着を仕入れたいと思っても、本業がある人はなかなか現地に行けないですよね。その場合は、タイの現地で仕入れを代行してくれるサービスを利用しましょう。仕入れ代行業者を選ぶコツや注意点をご紹介します。
欲しいもののリサーチを行う
仕入れ代行サービスを利用する時は、ヴィンテージ品の年代やジャンルを細かく指定しましょう。「なんとなく」で注文すると、思っていたものと違うアイテムを買うことになってしまいます。
ジッパー1つで作られた年代が変わるのがヴィンテージアイテム。ヴィンテージ品の見極め方をリサーチしてから、仕入れ代行サービスに連絡すると探していたアイテムを仕入れられますよ。
日本人スタッフがいる業者に頼む
タイで仕入れ代行を行う業者のなかには、日本系の企業や現地スタッフのみの企業があります。タイを拠点に仕入れ代行を行っている業者に、日本人がいるかどうかを確認すると安心して利用できるでしょう。
タイも良い人が多いですが、言語の問題で仕入れるアイテムのニュアンスが伝わらなかったり、細かな手続きがしにくいかもしれません。特にタイ語が苦手な方は、日本人がいる業者を探しましょう。
偽物や破損に注意
仕入れ代行サービスでは、仕入れ後に画像などで確認をしてくれる場合があります。業者からの確認はしっかりと行いましょう。ヴィンテージ品はダメージがあるかもしれません。風合いが出るダメージなのか、売り物にはできないのかをチェックする必要があります。
また、ブランドのヴィンテージ品はタグやジッパーなどの画像を見せてもらい、本物かどうかを見極めると良いでしょう。
まとめ|タイのヴィンテージものの古着を仕入れて利益につなげるコツ
タイのヴィンテージものの古着について、魅力や仕入れ先をご紹介しました。ヴィンテージの古着は、希少価値が高く、最近では特にZ世代に人気があります。ターゲットと人気のジャンルや年代・アイテムをリサーチしておくと、利益につながりやすいです。
タイでヴィンテージものの古着を仕入れるなら、巨大な市場に行ってみましょう。現地に行く時間が取れない方は、信頼できる代行サービスを利用するのも1つの方法です。