効率良い仕入れへ!タイで古着の仕入れる時のおすすめの市場は?注意点も知ろう

副業として人気がある「古着販売」。近年では仕入れを国内ではなく、タイにある古着倉庫や市場といった場所から仕入れを行う人が増えてきています。
その理由には国内の古着よりも、タイの古着の方が安く手に入れられることが挙げられ、プロのバイヤーも注目している国といっても過言ではありません。
タイでの古着仕入れの市場はどこがおすすめなのか詳しく解説していきます。タイの古着仕入れができる市場はたくさんあるため、時間とコストを効率よく使えるように知識を身につけておきましょう。
目次
タイでは古着が安く手に入る?市場に古着が集まるワケとは?
なぜタイに古着が集まるのか、なぜ市場で安く古着が手に入るのか、タイの古着事情についてまずは正しく理解しましょう。日本人がタイで仕入れするメリットもあわせてご紹介します。
タイや周辺の国々に古着が集まる
タイは、日本を含むアメリカやEUといった国から救援物資が送られている「カンボジア」の隣国なため、タイの国境近くでは各国からの救援物資が売買され、タイの巨大市場や巨大倉庫などに運ばれます。
また世界でも最大級の古着輸入国と言われている、「パキスタン」の倉庫がタイにあるので、タイには古着が多く集まるのです。2015年にはパキスタンは63万トンの古着を輸入したと報告されています。
日本人がタイで仕入れするメリットは?
日本人がタイで仕入れる一番の理由は「安く仕入れられる」からです。国内でも古着販売業を行っている業者がありますが、単価が高いのです。そのため古着の仕入れに価格も安く、輸送費も抑えられるタイの人気が出ています。
タイで古着仕入れをするメリットがもう1つあります。それは、世界中の古着がタイに集まっているからです。海外でしか販売されていないブランド品や現在手に入らないヴィンテージ物を発見することも少なくありません。
タイで古着仕入れに適した市場はどこ?3つのおすすめの場所を紹介
タイで古着を仕入れるには巨大市場や巨大倉庫といった場所へ行くのがおすすめです。タイの古着市場はとても広いです。初めて買い付けに行く場合は、どこに行けば効率よく仕入れができるかを計画しておきましょう。
バンコクにある巨大倉庫
バンコクにある古着倉庫では、多くの古着が山積みされています。積まれている古着の中にはadidasやNIKEなどのブランド物も多く、まとめ買いすることでさらに安く仕入れられる場合もありますよ。
一般人でも利用できますが、継続的に大量に購入する顧客を優先する傾向が強いです。まとめ買いやベール買いをしたい人は巨大倉庫を訪れてみるとよいでしょう。
チャトチャック市場と呼ばれる巨大市場
チャトチャック市場は、「アジア最大級のマーケット」と呼ばれている巨大市場です。古着の安さも魅力の1つで、100枚入りのTシャツのベールが約2,000円程で購入できます。ただベールの見える部分にだけ良い商品を入れてある場合も多く、購入する際に注意が必要です。
店の大半は週末のみ、10時〜19時まで営業しています。多くの店を見たい場合は、平日を避けたスケジュールを組みましょう。
タイ輸入で知る人ぞ知るロンクルア市場
ロンクルア市場はバンコクから車で約3時間半くらい離れた場所にあります。カンボジアの国境付近にある、かなり大きなマーケットで、より低価格での古着購入が可能です。
ロンクルア市場ではバイクの貸出もやっており、免許証がなくてもパスポート提示で1日約600円くらいで借りることができます。初日はバイクを借りてじっくり商品を見て回るといった人も少なくありません。
大きな市場ですが、大量にベール買いするといった感じよりも、細かく商品を確認しながら買い付けをしたい人におすすめの仕入れ先です。
参考:タイ観光案内サイト「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」
タイの古着仕入れを市場で行いたい!効率よく仕入れるコツや注意点
タイでは安く大量に古着を仕入れられるイメージですが、効率よく市場をまわるにはコツがあります。言語の問題や偽物の可能性もあるため、注意点と対策方法もご紹介します。
効率よく市場をまわるには
先ほど紹介したチャトゥチャック市場は、約14ヘクタール、約15,000以上の店舗があります。そのため、1日では全てまわりきれません。現地の通訳付きスタッフに同行してもらったり、事前にどのエリアを見るのかを考えておくと良いでしょう。バイクやスクーターを借りて移動に時間をかけないようにするのもポイントです。
また、市場は毎日営業していない可能性もあります。渡航スケジュールを考えるさいには、営業日時をリサーチしておくと安心ですよ。
タイでの仕入れる場合の注意点
タイで仕入れを行う際に注意するべきことは、偽物を買わされないこと。タイの古着仕入れ場所である市場や倉庫では偽物やコピー商品が混ざっているかもしれません。本物と偽物を見分ける能力が必要です。
また、天候への対応もしておきましょう。タイの平均気温は一年中約27℃です。市場や倉庫は冷房がないため、服装を工夫したり、帽子を被ったりして対策する必要があります。
タイの6〜10月は雨季のため、スコールが降るかもしれません。スコールはバケツをひっくり返したような雨が降るため、止むまでは市場を見られない可能性も。雨季に行く場合は、スコールへの対策をしておくのも重要です。
まとめ|タイの古着仕入れでおすすめの市場と買い方
タイでは古着が多く集められる市場や倉庫があり、大量に古着を手に入れられるためプロのバイヤーも買い付けに行くほど。タイで古着仕入れができる市場の情報をチェックして、効率よく利益を上げられるようにしましょう。
タイの市場は広く、店舗数も多いため、スケジュールの調整をしっかり行っておく必要があります。また、天候の調査や偽物の見極め方も身につけておくと安心です。